聖書辞書-ま

マタイのふくいんしょ ~福音書

マタイの福音書〔01〕 ■マタイのふくいんしょ ~福音書 1.序. 2.著者. 3.執筆年代. 4.執筆場所. 5.執筆の目的. 6.特色. 7.構成. 8.梗概. 1.序. この福音書は第1福音書とも呼ばれ,伝統的に新約聖書の最初に置かれて,長い間,四福音書中最…

マルコのふくいんしょ ~福音書

マルコの福音書〔02〕 ■マルコのふくいんしょ ~福音書 1.著者. 2.執筆場所. 3.執筆年代. 4.内容. 5.末尾の問題. 6.マルコの福音書の資料. 7.特色. 1.著者. この福音書自体は著者がだれであるかを明示していないが,2世紀前半の教父パピアス…

マラキしょ ~書

マラキ書〔39〕 ■マラキしょ ~書 1.書名と預言者. 2.著者と著作年代. 3.歴史的背景. 4.内容概観. 5.本文. 1.書名と預言者. ヘブル語聖書では1:1の,預言者であり本書の著者であるマラキを書名とする. ギリシヤ語訳(70人訳)は書名をマラキア…

まんげつ 満月

■まんげつ 満月 イスラエルの標準的な暦には太陰暦が採用されていたが,月はその満ち欠けの現象のゆえに時の測定の基準として重要な意味を持っていた. 旧約聖書における春と秋の2大祭である,過越・種を入れないパンの祭と仮庵の祭とは,いずれも満月の祝い…

マロン

■マロン 協会訳 →マフロン

マロティ

■マロティ (〈ヘ〉malloti) ダビデ王家での務めと神殿での奉仕を兼務していた先見者ヘマンの息子の一人. 24の楽隊の一つを率いた(Ⅰ歴25:4,26).

マロテ

■マロテ 協会訳 →マロティ

マロテ

■マロテ (〈ヘ〉marot) 「苦い」という意味. 預言者ミカによって,その住民がエルサレムの破滅を嘆くと預言された町(ミカ1:12). ヨシ15:59の「マアラテ」と同地で,ヘブロン北方9キロのベイト・ウンマールと同定される.

マレシャ

■マレシャ (〈ヘ〉maresah,maresah) 「所有」という意味. ユダ族に割り当てられた町(ヨシ15:44). その住民はシェラの子孫だった(Ⅰ歴4:21). イスラエル分裂後の南ユダの最初の王レハブアムはその町を要塞化し,堅固な町とした(Ⅱ歴11:8). アサ…

マレシャ

■マレシャ (〈ヘ〉maresah) 「所有」という意味. ヘブロンの父(Ⅰ歴2:42).70人訳では,その前の「メシャ」も「マレシャ」と訳して,マレシャをカレブの子孫の長子でジフの父としている. 新改訳はマソラ本文に従っている.

マルヘシュワンのつき ~月

■マルヘシュワンのつき ~月 「第8月」という意味である. バビロンの暦の月の名で,捕囚後のヘブル暦の第8月. 太陽暦の10―11月に当る. 聖書には記されていない. 北,北西,北東,南西の風が吹く. 降雨の月である. 小麦,大麦の種蒔きが行われ,遅ぶど…

マルドゥク

■マルドゥク 聖書の中ではメロダクと言われている(エレ50:2). バビロニヤ神話によれば,エンキ(シュメール人の神),またエア(アッカド人の神)の長子であった. ハムラビ王の頃(前1750年頃),この神がバビロニヤ帝国の最高神とされた. それ以前か…

マルタ

■マルタ (〈ギ〉Melite) 「蜜」という意味. シシリー島の南方にある地中海の小島. メリタとも呼ばれる. パウロがローマに護送される際に乗り合せた船は,クラウダの沖合で遭難し,2週間ほど海上を漂流した後この島にたどり着いた(使28:1). 一行はマ…

マルタ

■マルタ (〈ギ〉Martha) 「婦人」を意味するアラム語からきている. 新約聖書に登場する一人の女性で(ルカ10:38‐41,ヨハ11:1,5,19‐39,12:2),イエスの死の前に油注ぎをしたマリヤと(ヨハ12:3),イエスが死人のうちからよみがえらせたラザロ(…

マルセナ

■マルセナ (〈ヘ〉marsena) ペルシヤ王アハシュエロスの側近の者で,ペルシヤとメディヤの7人の首長たちの一人. 彼らは法令と裁判に詳しい知恵のある者たちで,王と面接できる最高の地位についていた(エス1:14).

マルコス

■マルコス (〈ギ〉Malchos) イエスがゲツセマネの園で捕えられた時に,シモン・ペテロによって右の耳を切り落された大祭司のしもべである(ヨハ18:10). この出来事は共観福音書にも記されているが(マタ26:51,マコ14:47,ルカ22:50),マルコスの名…

マルコ

■マルコ (〈ギ〉Markos) ヘブル名はヨハネで,「主は恵み深い」という意味. マルコはギリシヤ名で,ラテン語のMarcusには「ハンマー」という意味がある. 単に「マルコ」(使15:39等),または「ヨハネ」(使13:5)と呼ばれたり,「マルコと呼ばれてい…

マルク

■マルク (〈ヘ〉malluk) 「相談人」という意味. 1.メラリ族のレビ人. 会見の天幕の前で歌をもって仕えたエタンの先祖(Ⅰ歴6:44). 2.バニ族で,捕囚から帰還後,エズラによって異邦人の妻を離縁するように勧められた者たちの一人(エズ10:29). 3…

マルキラム

■マルキラム (〈ヘ〉malkiram) 「王は気高い」という意味. バビロンに捕囚として連行されたユダの王エコヌヤ(エホヤキン)の子の一人(Ⅰ歴3:18).

マルキヤ

■マルキヤ 1.(〈ヘ〉malkiyyah) 「私の王は主」という意味. (1)レビ人.ゲルショムの子孫でアサフの先祖(Ⅰ歴6:40). (2)祭司でパシュフルの父(Ⅰ歴9:12). (3)ダビデが主の宮の奉仕のために登録した祭司の第5組のかしら(Ⅰ歴24:9). (4)…

マルキ・シュア

■マルキ・シュア (〈ヘ〉malki sua) サウル王の第3子(Ⅰサム14:49). ギルボア山でのペリシテ人との戦いで殺された(Ⅰサム31:2,Ⅰ歴10:2).

マルキエル(族)

■マルキエル(族) (〈ヘ〉malkiel) 「神が私の王」という意味. ベリアの子でアシェルの孫. ヤコブと共にエジプトに下った(創46:17). ビルザイテの父でマルキエル族の先祖(民26:45,Ⅰ歴7:31).

マルキ

■マルキ 協会訳 →メリクぞく メリク族

マルカム

■マルカム (〈ヘ〉malkam) ベニヤミン人. 妻ホデシュによるシャハライムの子(Ⅰ歴8:9).

マルアラ

■マルアラ (〈ヘ〉maralah) ゼブルン族の相続地(ヨシ19:11).位置は不明である.

マリヤのさんか ~賛歌

■マリヤのさんか ~賛歌 ルカ1:46‐55のマリヤの賛美の歌で,Ⅰサム2:1‐10のハンナの賛歌によく似ている. このマリヤの賛歌がマグニフィカト(Magnificat)として教会音楽の曲名として有名になったのは,ウルガタ訳ラテン語聖書に由来している. ラテン語訳…

マリヤ

■マリヤ (〈ギ〉Maria, Mariam) マリヤという名は,ギリシヤ語ではマリア,あるいはマリアムと言われている. 〈ギ〉マリアムはヘブル語のミルヤームのギリシヤ語音訳であり,アラム語ではマルヤームとなる. 旧約聖書中のモーセの姉ミリヤム(出15:20‐2…

マリ

■マリ ユーフラテス川中流の右岸シリヤ領(イラクとの国境から約25キロ北)のアブ・ケマルの北北西約12キロにあるテル・ハリリが,古来いくつかの楔形文字の粘土板文書に記されていたマリである. この町は東西と南北の2つの隊商路の交差する所にあり,交易…

マララ

■マララ 協会訳 →マルアラ

マラナ・タ

■マラナ・タ (〈ギ〉marana tha) アラム語マーラナー・サーの音訳で,「私たちの主は来られた」と訳すこともできるが,これを現在形で,「私たちの主は来られる」と訳したり,未来形に訳しているものもある. しかし,G・ダルマンによれば,これはむしろ,…