しゅうぜいしょ 収税所

■しゅうぜいしょ 収税所 

ローマ帝国支配下にあったユダヤ人が,税を支払った場所.

ここで徴収した税は,道路や橋の通行税,市場に出される商品への税,塩の税などであった.

取税人は正規の官吏ではなかった.

彼らはしばしば不正を働いたために,罪人(マタ9:10‐13),遊女(マタ21:31),異邦人(マタ18:17)と同一と見なされた.

カペナウムの取税人マタイは,収税所で仕事をしていた時,イエスの召しを受けた(マタ9:9,マコ2:14,ルカ5:27).

マタイのいたカペナウムの収税所は,ガリラヤ湖の東岸ピリポの領土から,ヘロデ・アンテパスの領土であるガリラヤに入っていく商品の税を集める場所であったと思われる.

主イエスは,人々に忌み嫌われていた取税人をも救い,彼らと共に生活されたのである(マタ9:9‐13,マコ2:13‐17,ルカ19:1‐10).