しゅくじつ 祝日

■しゅくじつ 祝日 〈ヘ〉ヨーム・トーブ.

ヘブル語の意味は「楽しい日」.エステル記では「祝日」と訳されている(8:17,9:19,22).

この日はユダヤ人にとって特別な日であった.

ペルシヤのアハシュエロス王の時代に,王の重臣ハマンはユダヤ人モルデカイが自分にひざをかがめないことを憤り,ペルシヤにいるユダヤ人全滅をたくらんだ.

モルデカイから事情を知らされた王妃エステルは,王に嘆願し,逆に,ハマンと,ユダヤ人に敵対する者たちとを滅ぼした.

それを記念してアダルの月の14日と15日を「喜びと祝宴の日,つまり祝日とし,互いにごちそうを贈りかわす日とした」(エス9:17‐22).

この日は,ハマンがユダヤ人殺害のために投げたプル(くじ)がハマンの上に落ちる結果となったことにちなんで,プリム(プルの複数形)の日と名づけられ(エス9:24‐28),毎年プリムの祭として守られた.