2026-04-02から1日間の記事一覧

ゲゼル

■ゲゼル (〈ヘ〉gezer) 1.位置. 海岸平野とユダの丘陵地帯を分ける境界線,エルサレムの西北西30キロに位置する古いカナンの町. 丘陵の下部斜面にあって,西部国境を守るために有利な位置を占め,海岸沿いにヤブネエルに至り,東へ転じてオノの平原を経…

ケセデ

■ケセデ (〈ヘ〉kesed) アブラハムの弟のナホル(創11:27)とミルカの四男で,アブラハムのおい(創22:22). 彼の兄はウツ,ブズ,アラムの父ケムエルで,彼の弟はハゾ,ピルダシュ,イデラフとベトエルである(創22:21‐22).

ケスロテ

■ケスロテ (〈ヘ〉kesullot) イッサカル部族の相続地の中の町の一つ(ヨシ19:18). キスロテ・タボル(ヨシ19:12)と同一場所と考えられている. 新約時代のエクサロテ,現在のイクサル(タボル山の西4キロ)に当ると考えられる.

ケシル

■ケシル (〈ヘ〉kesil) 「愚か」という意味. ユダ部族の相続地の中で,最南端の町々の一つ(ヨシ15:30). 並行記事ではベトル(ヨシ19:4),またはベトエル(Ⅰ歴4:30)となっており,ユダ部族の相続地の中から,シメオン部族に割り当てられた町々の中…

けしょう 化粧

■けしょう 化粧 神が私たちに与えてくださった素材を十分に生かすことが基本である. したがって化粧は良識ある品性によって裏づけられたものでなければならない. 女性に見るまことの飾りは,服従,柔和,神を恐れかしこむきよい生き方であろう(Ⅰペテ3:4…

ゲシュルじん ~人

■ゲシュルじん ~人 1.パレスチナの北東バシャンの北東の(ヨシ12:5,13:11,13)都市王国ゲシュルの住民(申3:14). Ⅱサム3:3のダビデの子たちの表の中で,三男は「ゲシュルの王タルマイの娘マアカの子アブシャロム」と記されている(Ⅰ歴3:2). ア…

ゲシュル

■ゲシュル (〈ヘ〉gesur) 「橋」という意味. ヨルダン川上流,キネレテの海の東にあった一国家(ヨシ12:5,Ⅱサム15:8). マナセ部族の相続地の中に含まれていたが,イスラエルはゲシュル人を追い払わなかった(申3:14,ヨシ13:11,13). 後,ゲシュ…

ゲシャン

■ゲシャン (〈ヘ〉gesan) ユダ族に属し,ヤフダイの子で,カレブの子孫(Ⅰ歴2:47).

ケジブ

■ケジブ (〈ヘ〉kezib) ユダがカナン人シュアの娘をめとり,彼女がシェラを産んだ時住んでいた町(創38:5). これは,ユダ部族の相続地の低地にあったアクジブ(ヨシ15:44)のことであると思われる.

ケシタ

■ケシタ 〈ヘ〉ケシーター. 族長時代に用いられた重さの単位(ヨブ42:11). ヨブがその試練を経た後,兄弟姉妹たちは彼のもとへやって来て,それぞれ1ケシタを贈った. また,ヤコブがパダン・アラムからの帰途,シェケムの町に着いた時,その付近の土地…

ゲシェム

■ゲシェム (〈ヘ〉gesem, gasmu) 「雨」という意味. ネヘミヤのおもな反対者の一人(ネヘ2:19,6:1‐2). 彼は聖書では単にアラブ人と呼ばれているだけだが,相当に影響力を持った人物であることが分っている. 2つの碑文がこの人物を浮彫にする. 一…

ケジア

■ケジア 協会訳 →ケツィア

ケサロン

■ケサロン (〈ヘ〉kesalon) ユダ部族の相続地の中で,北のダン部族の相続地との境界線上にあった町で,エアリム山の北側と言われている(ヨシ15:10). 現在のケスラ(イスラエル名でケサロン,エルサレムの西16キロ)に当ると考えられている.

けごろも 毛衣

■けごろも 毛衣 やぎや羊,らくだなどの獣皮で作られた短い着物で,腰に皮の帯を締めた. もともとは,貧しい牧畜民が着ていたものと思われるが,預言者エリヤがこのような服装をしていたことから(Ⅱ列1:8),後代の,預言者を自任する者たちの中には外形ば…

げきじょう 劇場

■げきじょう 劇場 〈ギ〉セアトゥロン. イスラエル人には演劇の習慣がなかったので,旧約聖書にはこの語は出てこない. 劇場はギリシヤ都市の公共施設の一つである. エペソの劇場(使19:29,31)は,現存する古代劇場の最大のもので,2万5千人を収容でき…

けがれたれい 汚れた霊

■けがれたれい 汚れた霊 悪霊の別名として使われていることばである. イエス・キリストは,十二弟子に「汚れた霊どもを制する権威」をお授けになっているが,それによってあらゆる病気,患いを直すためであったと書かれているので,汚れた霊は人にとりつい…

けがれたもの 汚れたもの

■けがれたもの 汚れたもの 〈ヘ〉ターメー(形容詞)は「汚れた」という意味で,旧約聖書には89回出てくる. それぞれ対象に応じて「汚れた者」(レビ5:2),「汚れた物」(レビ7:19),「汚れたもの」(レビ10:10),また名詞と結合して「汚れた場所」(…

けがれ 汚れ

■けがれ 汚れ 故意に汚れを招いた場合を除いて,汚れは儀式的なものであり,道徳的なものではなかった. 汚れた人は,聖所からも(レビ7:20‐21),イスラエルの民の交わりからも断たれたが,祈りにおける神との霊的な交わりからは除かれなかった. 汚れを定…

ゲウエル

■ゲウエル (〈ヘ〉geuel) 「神の威厳」という意味であると思われる. マキの子でガド部族の族長.カナンの地を偵察するためにモーセによって派遣された(民13:15).

けいり 警吏

■けいり 警吏 〈ギ〉ラブドゥーコス. もとは「杖を持つ者」という意味. 古代ローマのリクトル(lictor)に当る. 束ねた棒の中央に斧を入れて縛った権威標章を持って,行政長官,執政官,祭司,その他の人々に随伴した. 彼らは行政長官に先行して到着を告…

ケイラ

■ケイラ (〈ヘ〉qeilah, qeilah) ユダ部族の相続地の中で,いわゆるシェフェーラー(ユダの低地)にあった要塞の町の一つ(ヨシ15:44). ペリシテ人がこの町を攻めた時,ダビデが住民を救ったが(Ⅰサム23:1‐5),すぐその後で,サウルがダビデの討伐に…

けいやくのはこ 契約の箱

■けいやくのはこ 契約の箱 「主の箱」(ヨシ3:13),「神の箱」(Ⅰサム3:3),「主の契約の箱」(申10:8),「神の契約の箱」(士20:27),「あかしの箱」(出30:6)とも呼ばれる. 十のことば(十戒)を刻んだ2枚の石の板が納められている直方体の箱で…

けいやくのしょ 契約の書

■けいやくのしょ 契約の書 出24:7において,主がモーセを通してイスラエルの民と結ばれた契約のことばを,契約の書と呼んでいる. 出24:4において,「モーセは主のことばを,ことごとく書きしるした」とあるが,十のことば(十戒)は神の声で語られ,神の…

けいやく 契約

■けいやく 契約 〈ヘ〉ベリース,〈ギ〉ディアセーケー. 旧新約聖書を通じて聖書の中心思想を表す語. 〈ヘ〉ベリースは旧約聖書の中で286回用いられている. 70人訳はこのうち270回を〈ギ〉ディアセーケーと訳している. イスラエルの宗教思想は契約概念を…

けいばつ 刑罰

■けいばつ 刑罰 1.刑罰の原理と目的. 刑罰とは犯罪を犯した者に科せられる法律上の制裁である. 国家もしくは共同体の存在と法が前提となっており,私的制裁もしくは復讐ではない.聖書における刑罰の基本原理は「目には目.歯には歯.手には手.足には足…

けいず 系図

■けいず 系図 1.原語. 系図を意味することばとして,ヘブル語ではセーフェル・ヤハスおよびトーレドースということばが用いられている. 前者のヤハスの語源は不明であるが,後者は「生む」(〈ヘ〉ヤーラドゥ)という動詞から派生した名詞であり,「世代…

けいじ 啓示

■けいじ 啓示 1.語義と概念. 「啓示」(英語でRevelation,ドイツ語でOffenbarung)は,「覆いを取り除く」「明らかにする」「示す」「知らせる」を意味している旧約ヘブル語のglh(創35:7,アモ3:7)や,新約ギリシヤ語のアポカリュプトー(マタ11:25…

けいし 桂枝

■けいし 桂枝 〈ヘ〉キッダー(出30:24,エゼ27:19). 桂枝は肉桂の小枝のことで,くすのき科独特の芳香を少量含有している. オリーブ油1ヒン(約3.7リットル)に対し,桂枝を約5キログラム浸して,注ぎの油を作った. 幕屋の中の器物をきよめるためで…

け 毛

■け 毛 〈ヘ〉ツェメル. 羊毛はイスラエル人の間で衣服の最も重要な材料として使用された(ヨブ31:20,箴31:13,エゼ34:3). 祭司が民から受けるべき物の中に羊の毛の初物があった(申18:4). またモアブの王メシャからの貢物の重要な品目でもあった…

ぐんだん 軍団

■ぐんだん 軍団 軍団(〈ギ〉レギオーン)はローマ軍の編成に使われる専門用語である. 新約聖書では福音書にのみ,それも御使いと悪霊についての用例があるだけである(マタ26:53). 当時のローマの1軍団は約6000人からなっていた(1軍団の数は一定してい…