聖書辞書-み
民数記〔04〕 ■みんすうき 民数記 聖書の第4書. ユダヤ人はこの書の名として〈ヘ〉ワイェダッベール(「そして言った」という意味)か〈ヘ〉ベミドゥバル(「荒野にて」という意味)のいずれかを用いてきた. 前者はこの書の初めのことばであり,後者は初め…
ミカ書〔33〕 ■ミカしょ ~書 1.ミカとその時代. 2.使信. 3.構成と形態. 4.梗概. 5.批判. 1.ミカとその時代. ミカは〈ヘ〉ミーカーヤーフーの短縮した形で「だれが主のようであろう」という意味である. アハブの時代の預言者ミカヤ(Ⅰ列22:8)…
■ミンニテ 協会訳 →ミニテ
■ミンニ 協会訳 →ミニ
■みわざ 1.〈ヘ〉ポーアル(動詞〈ヘ〉パーアル「なす」「行う」からきた名詞). 神のわざを指す時に「みわざ」と訳出されている(申32:4,ヨブ36:24,詩44:1,64:9,90:16,111:3,イザ5:12,ハバ3:2等). 2.〈ギ〉エルゴン. 「働き」「行為」…
■ミロ (〈ヘ〉millo) エルサレムのオフェル(南東丘のダビデの町と北東丘の神殿地区とをつなぐ部分)に構築された防御施設で(Ⅱサム5:9,Ⅰ歴11:8),ダビデの時代にすでにあったことから,エブス人が住んでいた時に造られたものと思われる. ソロモンが…
■ミレト (〈ギ〉Miletos) 小アジヤ西部,カリヤ地方のメアンデル川の河口に位置し,エペソの南約60キロにあった港湾都市. 古くからキヨス,サモス,エペソなどと共にイオニア同盟を結んでいた12の都市国家(後スミルナが加わって13)の一つであった. 前1…
■ミルマ (〈ヘ〉mirmah) 「欺き」あるいは「ごまかし」という意味. ベニヤミン人. シャハライムの7人の息子のうちの一人. 彼の母の名はホデシュであった(Ⅰ歴8:10). 彼は兄弟たちと同様一族のかしらとなった.
■ミルトス 〈ヘ〉ハダス. これは学名をMyrtuscommunis L.と言って,てんにんか科の植物である. エス2:7に「モルデカイはおじの娘ハダサ,すなわち,エステルを養育していた」と記されている. エステルすなわちハダサ,すなわちミルトスである. これは…
■ミルコム (〈ヘ〉milkom) 「王」という意味を持つアモン人の国家神(Ⅱサム12:30,Ⅰ歴20:2,エレ49:1,3で「彼らの王」と訳されているところもヘブル語の子音は同じであり,70人訳ではミルコムととっている). Ⅰ列11:7をⅡ列23:13やゼパ1:5と対比す…
■ミルカ (〈ヘ〉milkah) 1.アブラハムの兄弟ハランの娘でナホルの妻(創11:29). ロトの姉妹でリベカの祖母に当る(創22:23,24:15,24,47). 2.マナセの部族のツェロフハデの5人の娘のうちの一人. 彼女たちには男の兄弟がなかったので,父の死の…
■ミリヤム (〈ヘ〉miryam) 「苦難」「海の星」「落された者」や,さらにアラビヤ語との関連で「欲しがられた子」「愛された者」などの意味とも言われる. 1.アムラムとヨケベデの娘でアロンとモーセの姉(民26:59). 幼子モーセが入れられたパピルスの…
■ミリオン 新約時代の距離の単位で(マタ5:41),ローマ尺度法では8スタディオン(1スタディオンは約185メートル),つまり今日での約1480メートルに当る. 現在,1マイルは1609メートルであるから,マタ5:41の「1ミリオン」を1マイル,「2ミリオン」を2マ…
■ミラライ (〈ヘ〉milalay) 「雄弁な」という意味. ある者は「ヤハウェ(主)はあがめられる」という意味であるとする. ネヘミヤの城壁奉献式に楽器をもって奉仕した音楽担当者(ネヘ12:36). その兄弟ゼカリヤは預言者とは別人.
■ミラ (〈ギ〉Mura) 小アジヤ南西部ルキヤ地方の港町. 現在のデムブレに相当する. パウロはローマに護送される旅の途中,ここで船を乗り換えた(使27:5‐6). 第3回伝道旅行の帰路,エルサレムに向かう途上でも立ち寄ったと伝える写本がある(参照使21…
■ミヤミン (〈ヘ〉miyyamin) この名とミヌヤミンは同じ名である. ミヤミンはnの文字が同化した形である. 1.アロンの子孫. ダビデが主の宮の奉仕のために任命した24組のうちの第6の務めに任じられた者(Ⅰ歴24:9). 2.異邦人の妻を離縁するようにエズ…
■みやにつかえるしもべたち 宮に仕えるしもべたち 〈ヘ〉ネシーニーム. 「与えられた者たち」という意味. 聖所で専ら雑用をする奴隷たちのこと(Ⅰ歴9:2). ヨセフォスは「神殿奴隷」(〈ギ〉ヒエロドゥーロイ)と呼んでいる(『ユダヤ古代誌』11:128)…
■みやこのぼりのうた 都上りの歌 〈ヘ〉シール・マアロース. 詩120‐134篇の題目. 〈ヘ〉マアロースは女性形複数で,「上る」という動詞〈ヘ〉アーラーからきた語. エルサレムに上るという表現にこの「アーラー」が用いられていたことから,「都上り」と訳…
■みやきよめのまつり 宮きよめの祭り 聖書にただ一度だけ言及されている(ヨハ10:22). この祭はアンティオコス・エピファネスによって冒涜されたエルサレム神殿が,ユダ・マッカバイオスにより奪還され,聖別浄化されて再奉献されたことを記念し(前165年…
■みや 宮 神礼拝のために建てられた建造物,あるいは王の宮殿を指す. 「宮」と翻訳されている原語にはいくつかある. 旧約では〈ヘ〉バイスとヘーカール,新約では〈ギ〉ヒエロンとナオスが代表的である. そのほとんどはエルサレム神殿とその境内を指すが…
■みむね 御旨 1.〈ヘ〉ラーツォーン. 「好意」「親切」を意味し,意志が意図的に行動に表されたものを指す(エズ10:11,詩143:10). 2.〈ギ〉セレーマ. 「神の御旨」を指す場合が多い(マタ7:21,ヨハ5:30,使22:14,ロマ1:10,2:18等). 神の…
■みみずく 〈ヘ〉ヤンシューフ. 神が,食べてはならない忌むべきものとされた夜行性の猛禽の一種(レビ11:17,申14:16). ヤンシューフという語は「夕暮」(〈ヘ〉ネシェフ)からきたと言われるが,みみずくは夜になると出てくる,ふくろう目,ふくろう…
■ミブハル (〈ヘ〉mibhar) 「選び」という意味. 「30人」として知られるダビデの勇士の一人でハグリの子(Ⅰ歴11:38). 並行箇所のⅡサム23:36では彼の代りに「ガド人バニ」とある.
■ミブツァル (〈ヘ〉mibsar) 「要塞」という意味. エサウから出たエドム人の氏族の首長(創36:42,Ⅰ歴1:53).
■ミブザル 協会訳 →ミブツァル
■ミブサム (〈ヘ〉mibsam) 「甘い香(バルサム)」という意味. 1.イシュマエルの第4子,ならびに彼から出た氏族の名(創25:13,Ⅰ歴1:29). 2.シメオン人.シャルムの子でミシュマの父(Ⅰ歴4:25).
■みはりじょ 見張り所 イザ21:8,ハバ2:1. 大きな町の城壁に防衛のために建てられたもの. サウル時代と思われるものが,W・F・オルブライトにより発掘された. 「見張り所」と訳された〈ヘ〉ミシュメレスは任務(Ⅱ歴7:6「務め」)の意味を表すこともある.
■みのしろきん 身代金 〈ヘ〉ケセフ・ミムカーロー. 「彼の売られた代金」という意味で,「身代金」と訳出される(レビ25:50). 在住異国人(外国人)に,何らかの事情で身を売って奴隷になったヘブル人が,買い戻される時の条件として身の代金を払うので…
■ミヌヤミン(族) (〈ヘ〉minyamin) 「その右手から」という意味. この名とミヤミンは同じ名である. ミヤミンはnの文字が同化した形. 1.ヒゼキヤ王の時代の忠実な祭司. 祭司の町で主の奉納物と最も聖なるささげ物を,兄弟たちに分配するのを助けた(…
■ミニヤミン 協会訳 →ミヌヤミン