くも

■くも 〈ヘ〉アッカービーシュ.

節足動物門くも形綱くも目に属し,パレスチナには数百種のくもがいる.

聖書では,ヨブ8:14とイザ59:5に出てくる.

ヨブ8:14は「くもの糸」「くもの巣」という表現で,弱さ,もろさの象徴として使われている.

イザ59:5‐6の「くもの巣を織る」「くもの巣は着物にはならず」という表現も,弱さ,あるいは,無益さの象徴として用いられている.

ヨブ27:18の協会訳では「彼の建てる家は,くもの巣のようであり」となっているが,これはギリシヤ語訳またシリヤ語訳旧約聖書に従ったもので,ヘブル語聖書マソラ本文では〈ヘ〉アーシュということばが使われている.

これは「しみ」を意味し,新改訳では「彼はしみが建てるような家を建てる」と訳している.