ひろば 広場

■ひろば 広場 

旧約時代のイスラエルの町には,城壁の外に広場があった(創19:2).

門の近くにあったので「門の前の広場」または「門の広場」とも呼ばれた(ネヘ8:1,3,16).

そこは町の住民の集まる場所であったので「町の広場」とも言われ(エス4:6,6:9,エレ49:26),町の住民の生活に重要な位置を占めていた(申13:16,ヨブ29:7,イザ59:14,エレ5:1,48:38,ダニ9:25,アモ5:16).

新約時代にはギリシヤ・ローマ風に設計された都市が発達していたので,〈ギ〉アゴラとして知られる広場が設けられたが(使16:19,17:17),福音書に「市場」または「広場」と訳されているものは,旧約時代のそれと大差がなかったと思われる(マタ11:16,23:7,マコ6:56,12:38,ルカ7:32,11:43,20:46).